風邪予防には、手荒い・うがいを熱心にしない#藤田 紘一郎先生【ひびきのカイロプラクティック by 事務局】

風邪予防には、手荒い・うがいを熱心にしない#藤田 紘一郎先生【ひびきのカイロプラクティック by 事務局】
風邪予防には、手荒い・うがいを熱心にしない#藤田 紘一郎先生【ひびきのカイロプラクティック by 事務局】

風邪予防には、手荒い・うがいを熱心にしない#藤田 紘一郎先生【ひびきのカイロプラクティック by 事務局】

至福・JOY・喜び・DRTで生きる!

ひびきのカイロプラクティック by 事務局

 

本日は、これから役に立つ手洗い、

うがいについてお届け致します。

 

 

尊敬する大好きな先生、

藤田浩一郎先生の記事です。

 

 

参考資料

「あたまとおなかしんぶん」

 

 

短い文章ですので、

4回は「読んで」、

理解に繋げて、

ご参考にしてくださいね。

 

 

ありがとうございます。

感謝致します。

 

 

風邪予防には、手荒い・うがいを熱心にしない#藤田 紘一郎先生【ひびきのカイロプラクティック by 事務局】
風邪予防には、手荒い・うがいを熱心にしない#藤田 紘一郎先生【ひびきのカイロプラクティック by 事務局】

東京医科歯科大学 名誉教授 藤田 紘一郎先生

インフルエンザや風邪の季節になる

と「手洗い·うがい」が推奨されます。

 

 

それは手や喉に付着した細菌やウイル

スを体内に入れないよう予防するため。

 

 

私も手洗いやうがいはします。

 

 

でも、

石鹸やうがい薬を使うことはありませ

ん。

 

 

水洗いで十分だからです。

 

 

私たちの体には、「常在菌」というさ

まざまな菌がすんでいます。

 

 

腸には乳酸菌やビフィズス菌、

大腸菌などの腸内細菌たち、

そして皮膚には表皮ブドウ球菌や

アクネ金などの皮膚常在菌たちです。

 

 

これらたくさんの菌たちが私たちの免疫を高

め、体を守ってくれているのです。

 

 

ところが、手洗い時、石鹸で1回洗うと、

皮膚表在菌の90%が洗い流されます。

 

 

残った10%の菌が頑張って増殖し、

元のよい状態に戻るには、なんと12時間

かかります。

 

 

ですから、1日2回までは

石鹸を使ってもよいですが、

それ以上はいけません。

 

 

特に薬用せっけんはおすすめしません。

 

 

常在菌を皆殺しにするからです。

 

 

こうなっては、

12時間では元に戻りません。

 

 

その結果、皮膚常在菌は、

脂肪酸の皮膚膜を作れなくなり、

角質層にすきまができ、

皮膚はカサカサ状態になります。

 

 

このカサカサ肌に風

邪のウイルスやアレルゲンがつきやす

くなります。

 

 

皮膚表面からのケアで急場

しのぐ必要も出てきます。

 

 

最近はうがい薬にも

強い殺菌作用入りのものがあります。

 

 

殺菌剤入りの口腔ケア製品も広く出回っています。

 

 

これらを習慣的に使っていると

粘膜を傷つけてしまう恐れがあります。

 

 

しかも、

こうした殺菌剤が腸の中に入っていくことで、

腸内細菌たちはダメージを受け、

著しく減っていきます。

 

 

近年、インフルエンザなどの感染症で

重症化する人が多いのは、

このように普段から菌を排除しすぎて暮らしてい

るため、免疫力が総じて低下している

からではないかとみています。 

 

 

手や喉、皮膚に多種多様な菌群が

育っていれば、1つの菌だけが猛威を

ふるうことは難しくなります。

 

 

ですから普段の手洗いに石鹸は不要。 

 

 

流水で10秒も洗えば、

手についたウイルスは流せます。

 

 

うがいだって水で十分なのです。

 

 

 

多様な菌との共生が、

病原菌に強い体をつくるのですから。

 

 

 

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