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湿布は使っても良いですか?(よくある質問)|北九州市八幡西区・若松区のカイロプラクティック教室・指圧教室の【ひびきのカイロプラクティック】

湿布は使っても良いですか?(よくある質問)|北九州市八幡西区・若松区のカイロプラクティック教室・指圧教室の【ひびきのカイロプラクティック】


北九州市八幡西区・若松区で家庭でできる指圧教室、

カイロプラクティック教室、ヨガ教室を運営している

自然治癒力を高める【ひびきのカイロプラクティック】です。

 

 

こんにちは、セルフケアを愛する

ひびきのカイロプラクティックの指圧師の鳰です!

 

 

私の生活は時に奇妙に映るようで、

おかしがられます。(笑)

 

 

その中でも、家族にすら心配されるのベスト3が、

・エアコンを使わない

・薬を飲まない

・病院に行かない 

あたりでしょうか。

 

 

エアコンは家や車では使いません。

 

 

あれは明らかに自律神経を乱しますからね、

体調が狂うので使用しません・・・。

 

 

去年空手で肋骨を骨折した疑い?時も、結局諸先輩方と相談し、

コルセットでの固定だけで回復させました。

 

 

寝返りを打つたびに肋骨が「コクッコクッ」と

音を立てていたのは貴重な体験です(笑)

 

 

そんな私は空手をするので、

打撲が非常に多くできます。

 

 

その際には湿布を使えば良いのに、

と思われることも多いです。

 

 

でも、使ったことはありません。

 

 

薬、大嫌いですもの。

 

 

ゴリラにあこがれて、

鍛えていますから(笑)

 

 

千葉で独立開業したときのお店の名前募集します!

 

 

仮)指圧馬鹿ゴリラ整体治療院に

今のところしています。(笑)

 

 

コロナ自粛が続き、運動量が減ってきたので、

身体中になんとなくの不調や痛みが

出ている方が増えていることでしょうね。

 

 

最近、「湿布を使っても良いですか?」という質問が

立て続けにありました。

 

 

ということで、今回は「湿布について」

考えていきたいと思います。

 

 


目次

1 結局冷湿布?温湿布がいいの?

2 炎症とは?

3 炎症の機序

4 炎症の5大兆候とは?

5 炎症が起こるメカニズムは?

6 温湿布と普通の湿布はどちらが良いの?

7 結局湿布ってどうなの?


1 結局冷湿布?温湿布がいいの?

湿布を張るときはどんな時でしょうか。

 

 

打撲、腰痛、捻挫、筋肉痛、寝違え・・・。

急激に痛みが出た時などが特に多いですね。

 

 

湿布の主な効果は消炎作用・・・

痛みを和らげる効果です。

 

 

なので、理論上は急性で起きた

上記のようなものには比較的効果を発揮します。

 

 

正直、使っても個人的には

 

あまり変わらないような気もしますが・・・。

 

 

結論から申し上げますと、

血行を悪くする方法はだめですね。

 

 

使うしても、自己責任でお願い致します。

 

 

冷湿布や氷で冷やすことは、

冷やすことでいったん血管を縮めて、

その反動で血流を促すというもの。

 

 

温める温湿布も血流を促すもの。

 

 

悪くないですが、炎症を促すので、

一時的に痛みが増す可能性があります。

 

 

野球選手でも試合後に冷やす選手もいれば、

温める選手もいます。

 

 

一般のお客様には、

冷やすでもなく温めるでもなく、

腹巻でお腹を温める、

一枚多く着る、

靴下をはく、

など患部を冷やさないように

「保温」してくださいね。

 

 

2 炎症とは?

炎症は、損傷部位を修復するための反応

と言えます。

 

 

3 炎症の機序

組織が侵害されたときに、侵害受容器が興奮して、

そのインパルスが脳に達すると痛みが認識されます。

 

 

そのとき、侵害された局所では、

中枢へ向かうインパルスの一方で軸索反射が起こり、

末梢でサブスタンスP・CGRPが放出されます。

 

 

壊された細胞からは、K⁺やH⁺がでてきた、

侵害受容器を興奮させます。

 

 

血管が傷つけられたり出血したりしているところでは、

血液凝固反応が起こり、

ブラジキニンがつくられたり、

血小板が活性化してセロトニンが放出されます。

 

 

それらの内因性発痛物質の作用で、

血管拡張・血管透過性亢進が起こるため、

局所が赤くなり、

しばらくすると熱をもって腫れてきます。

 

 

これが急性炎症のメカニズムです。

 

 

これら内因性発痛物質は、

細胞膜のホスホリパーゼA₂を活性化するので、

損傷後1~2時間経過するとアラドキン酸の代謝産物である

プロスタグランジン・ロイコトリエンなどが発生し、

さらに炎症が持続します。

 

 

 

4 炎症の5大兆候とは?

これは、あん摩マッサージ指圧師育成の日本指圧専門学校時代、

いろいろな教授・講師たちから

必ず覚えさせられました。

 

 

炎症の5大兆候とは、

1 疼痛

2 発赤

3 腫脹

4 熱感

5 機能障害

です。

 

 

 

5 炎症が起こるメカニズムは?

このメカニズムは大切なので、

ぜひ知ってください。

 

 

疼痛は、腫れて内圧が高まることが原因が1つ。

 

 

発痛物質によって侵害受容器が過敏になることも原因です。

 

 

発赤・熱感は、血管が拡張して血流が増えるからですね。

 

 

腫脹は、血管の透過性が亢進するから。

 

 

機能障害は、痛みや腫れのために動かせなくなることですね。

 

 

炎症は大切なものなんですね。

 

 

炎症も、

自然治癒力も

回復力という神秘的なものですよ。

 

 

6 温湿布と普通の湿布はどちらが良いの?

 

 一番聞かれるのが、

「温湿布と普通の湿布はどちらが良いのでしょうか?」という質問。

 

 

先ず、普通の湿布と温湿布の違いとは

なんなのかを理解しましょうか。

 

 

なんとなく、イメージ的には

「温湿布は患部を温めるもの」

「普通の湿布は患部を冷やすもの」

という認識があるのではないでしょうか。

 

 

そのため、急激に痛みの強くなった時には

ふつうの湿布、

痛みが治まった後や肩こりなどずっと続く症状には

温湿布が良いと

何となく思っている方も多いかもしれません。

 

 

両者の違いは貼る面についている成分が、

冷たさを感じる成分か、

温かさを感じる成分がついているか。

これだけの違いになります。

 

 

消炎作用そのものは両方ともあります。

 

 

ただ、ついている成分も、

深層の筋肉まで届くことはなく、

表面の皮膚が温かい、冷たいを感じるだけのため、

正直どちらでも良いのではないかと思います。

 

 

しいて言えば、張っていて気持ちの良いほうが良いでしょうね。

 

 

湿布の効果は理論上は消炎効果がメインになります。

 

 

経験上、貼っても貼らなくても

あまり変わらないような気がしますが・・・・。

 

 

勿論「貼ることで痛みが軽くなる気がする」という

効果はあると思いますし、

「気がする」という部分は案外効果が大きいです。

 

 

痛み止めのような飲み薬よりは

湿布のほうがまだ良いと思いますが。

 

 

飲み薬はモノに限らず、内臓に負担をかけますが、

湿布も良くも悪くも影響が少ないですが、

あります。

 

 

外用でも問題はないわけではないのです。

 

 

消化器官や腎臓の血流が低下します。

 

 

腎臓や肝臓に影響でます。

 

 

湿布による副作用として、

腎機能障害、

肝機能障害、

胃腸障害がおきます。

 

 

また日光過敏症になるかたもいらっしゃいます。

 

 

 


7 結局湿布ってどうなの?

よく医師から説明を受けて、

自己責任で使ってみて、よくなっている気がする、

のであれば良いのかもしれません。

 

 

ただ、飽くまでも一時的に痛みを

誤魔化すものだと捉えてください。

 

 

湿布だけでは痛みの原因をとりきることはできません。

 

 

湿布だけで痛みを感じなくなったのであれば、

それは痛みが治まっただけであったり、

自分の回復力が勝手に治した、

という可能性のほうが高いです。

 

 

上記二つのどちらかであれば良いのですが、

炎症が治まっただけで、

筋肉の硬さや姿勢の悪さなど、

炎症を起こす原因が直接取り除かれていないのであれば、

筋肉はどんどん固まっていきます。

 

 

結局、固まりすぎた筋肉というのは、

麻痺してくるため、痛みやコリを感じなくなります。

 

 

「昔はあったんですが、最近は感じません」

というのは、

状態としてはギリギリのところです。

 

 

身体がゆがみ切ったことで、

症状を感じなくなっているだけです。

 

 

正座してるときに足の指に針を刺しても何も感じませんね。

 

 

でもそのままでは出血し続けているので、

その内失血します。

 

 

それと同じような現象なので、

筋肉であれば、その内筋断裂などをします。

 

 

そのため、痛みに対して一時的に使うのは

良いと思います。

 

 

しかし、あくまでも湿布は絆創膏のようなものととらえてください。

 

 

頻繁に転ぶ子供であれば、

転ばないように練習するのが先でしょう。

 

 

後手に回って転ぶたびに絆創膏を貼っていたのでは、

いつまでたってもケガがなくなりませんし、

もっと大きなけがをするかもしれません。

 

 

湿布だけに頼るというのは

筋肉でも同じようなことをしているのです。

 

 

固い筋肉が無理をしたときに炎症を起こします。

 

 

炎症を起こさない練習をする。

 

 

湿布で誤魔化すのではなく、

炎症を起こさない身体を作りましょうね。

 

 

引用

株式会社医道の日本

臨床家のための基礎からわかる病態生理学

著者 北川美千代

 

 


自分で筋肉を柔らかくすると、根本的な原因から痛みが改善される

筋肉を柔らかくするのも大切です。

 

 

上記を参考にして、

柔軟な体、健康な身体作りをしてくださいね。

 

 

あまりに固まっている場合だと

自分ではほぐしにくいと思いますので、

ご連絡ください。

 

 

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ありがとうございます。

 

感謝いたします。

 

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