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自分で治すヒント 下腿(かたい)、ふくらはぎの自己指圧編


自分で治すヒント 下腿(かたい)、ふくらはぎの自己指圧編

目次

1. まずはふくらはぎの秘密

2. ではなぜ座り方だけで硬くなるのか?

3. ふくらはぎの太い部分はどういう働き(機能)は?

4. では、ふくらはぎが硬いのは何が悪いのか?

5. 圧し方(おしかた)

6. まとめ


1. まずはふくらはぎの秘密

千葉県生まれの鳰・ニオです。



逆から読んだら、オニです。



勝さんに似ていると言われる鳰ですが、

私は勝さんを見たことがありません。




みなさんは、誰に似ていらっしゃいますか?



1番上の写真は、高塔山の写真です。



私のゴールデンウィークは、

初めて北九州市若松区の素敵な山に行って来ました。



高塔山の頂上からの景色は最高でした。



さて、

今回は下腿、ふくらはぎの自己指圧です。

 


自分で自分の自然治癒力をあげて、

自分で治しましょう。



まずはふくらはぎを健康にし、

心を開放させてくださいね。


 

実はふくらはぎは、

かなり重要なところです。^_^

 

 

私たちも検査で使いますから、

お客様はお分かりですね。



ふくらはぎが痛い時に「座りの姿勢悪いですねー」と

言われる方が多いと思います。

 

 

それは仙骨座り、腰座り、

背中を丸めた座り方を続けていると

ふくらはぎが硬くなるんです。

 


姿勢が悪くなると、

変なところで体を支えてしまうのです。



この変なところがふくらはぎや脛の部分です。



脛(すね)が硬い人が姿勢悪く、

歩く姿勢も悪いので、

負担がたくさんかかり、

血流が悪くなって硬くなるという訳です。


 

生理学的に、

筋肉は硬くなると痛くなりますね。



何度もこのことは、

でてきますね。

 

 

そうしてふくらはぎを検査の時に押さえると

痛いんですね。

 

 

2. ではなぜ座り方だけで硬くなるのか?

ではなぜ座り方だけで硬くなるのか?



良い姿勢で座ったした後に、

負担がかかる仙骨や腰でもたれかかりながら座ってみると分かるのですが、

腰で座ると前に滑って落ちそうになります。



ではどこでブレーキをかけるのか?



膝を曲げてつま先でブレーキをかけます。



腰で座りながら足を投げ出して座るのは滑ってしまうのでかなり難しいです。



だから無意識に膝を曲げてつま先でブレーキをかけるんですね。



よくよくそんな姿勢で座る自分を観察すると何となく、つま先を強く踏み込んでる感覚があると思います。



そして、つま先でブレーキをかける……



つま先を尖らせるにはふくらはぎの筋肉が必要不可欠になります。



結果として、使われ続けているふくらはぎが硬くなり、押さえられると痛みを感じるようになるんですね。



3. ふくらはぎの太い部分はどういう働き(機能)は?

ふくらはぎの太い部分はつま先を下げる筋肉がほとんどです。



つま先立ち、歩き、走り……そういう際に「本来」使われる筋肉ですね。



相撲がめちゃくちゃ強かった千代の富士さんは、

つま先歩きで鍛えて、

バランス感覚も研ぎ澄まされていました。



つま先歩き、猫足立ちは、

武道をしている人にも鍛錬になります。



歩く際に本当は地面をしっかり蹴れば良いんですが、

最近は足底を擦る様に歩く方が多いので、

筋肉自体あまり使われてないんです。



使われれば筋肉の血流が良くなるので、

少しは柔らかくなるんですけどね。



滑らない様にふくらはぎに力を入れて、

でも筋肉を動かさないので硬いままになってしまうんですね。



4. では、ふくらはぎが硬いのは何が悪いのか?

では、ふくらはぎが硬いのは何が悪いのか。



勿論、筋肉は全身柔らかい方が良いんですけどね。



ふくらはぎは第二の心臓と言われます。



その理由としては、心臓から出た血液を戻してあげる必要があるからです。



血液も勿論重力に従うものなので、

足、ふくらはぎの方に集まります。



心臓の血圧だけでは戻しきれないので、

筋肉で血管をシゴいて心臓に戻してあげる必要があります。



柔らかくないと血液も通るのが大変なので、

結果として血流が悪いことで浮腫みや冷えとして出ます。



なので、浮腫みや冷えなどに困ってる方はしっかりとマッサージすれば一時的には回復していきます。



しかし、負担を減らしてあげないといけないので、

本質的に良くするには姿勢を治す、

背骨の動きを出していく必要があるんですね。



5. 圧し方(おしかた)

圧し方です。



マッサージは目的によってスタートが下からか上からかが変わります。 



浮腫みに対しては血液を戻す為に下から、筋肉の硬さに対しては上からです。



なので基本的には最初は膝裏からアキレス腱に向けてで良いです。



圧し方は力が入りやすい圧し方ですね。



あぐらをかいて親指でアキレス腱から膝の裏まで圧していきます。



他の筋肉と同様で痛くない、気持ちの良い強さで良いです。



しかしながらふくらはぎは細かい筋肉がいっぱいあります。



基本的にはアキレス腱からずっと膝裏まで圧せば良いのですが、人によって硬くなりやすい筋肉が変わります。



わからない場合や、オーダーメイドなふくらはぎの押し方を知りたい方はお気軽に聞いてくださいね。



6. まとめ

効果をまとめてみますね。



1.足の浮腫み

2.足先の冷え

3.足の痙攣

4.足裏の火照り



1.2は上で書いた通りです。



3は痙攣は筋肉の硬さから出るため、

柔らかくなればつらなくなります。



4の火照りは冷えと逆だから分かりにくいかもしれません。



足裏だけポカポカ火照るという方も居ますよね。

何故火照るのかと言えば、第一にふくらはぎが硬いとつま先が下がります。



なので、歩く度に少しつま先はあげるものの、足の裏が地面を叩くんです。



なので軽く炎症を起こすんです。



拍手し続けてれば手のひらって熱くなりますよね。



それが足の裏で起きているイメージです。



そこに加え、血流の悪さのせいで炎症が取除けません。



だから寝る直前までも足の裏が熱いんですね。



また、あんまマッサージ指圧師の先輩たちからの言い伝えで、心臓が悪い人は、よく足の裏も、揉んだり押したりしなさいと言われました。



心臓からでている血液が末端である足の指や裏に血液がまわっていない感じが、

火照り・ほてりとしてお知らせしている場合もあります。



しっかり水分を補給し、

エネルギーを循環させることが改善に繋がります。



ありがとうございます。

感謝致します。



北九州市若松区

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鳰  瑞輝