北九州市若松区の変形性膝関節症の整体・カイロプラクティックが受けられる【ひびきのカイロプラクティック】の施術方針

変形性膝関節症

変形性膝関節症の施術を受けられる方へ

 

変形性膝関節症の場合、背骨調整が必要なことが多く、

 

関節の摩耗、大腿四頭筋の委縮なども進んでいる場合が多々あります。

 

重症な方が多く、

 

コツコツと施術回数を重ねることが、「あなたの自然治癒力、回復力」に応じて必要になってきます。

 

ひびきのカイロプラクティックでは、たくさんの変形性膝関節症の方が施術を受けられています。

 

あなたの自然治癒力を高め、

 

変形性膝関節症だけでなく、付随してその他の不快な症状も軽減しています。

 

ひびきのカイロプラクティックでは、安心して誰でも受けられる調整で、

 

お待ちしています。

 

お気軽にご相談ください。

 

膝関節の機能解剖


膝関節の骨性構造と運動

膝関節は、大腿骨、脛骨、腓骨よりなる。

 

大腿骨外側顆と脛骨外側顆、大腿骨内側顆と脛骨内側顆

 

が、大腿骨膝蓋骨面と膝蓋骨関節面がそれぞれ接し、

 

一つの関節包に包まれる複関節である。

 

  脛骨上面には、関節半月が存在し、形態的不適合の補

 

正や、衝撃の緩衝などに役立っている。

 

  膝関節を形状で分類すると、顆状関節に分類される

 

が、運動様式において、屈伸運動が主となるため、

 

蝶番関節ともいうことができる。

 

  また、膝関節の屈曲は、転がり運動と滑り運動から構

 

成されているため、屈曲状態では若干の回旋運動が可能

 

である。

 

 

伸展0度ー屈曲130度

 


膝関節の靭帯

膝関節の靭帯の主なものとして、

 

膝蓋靭帯、外側側副靭帯、内側側副靭帯、前十字靭帯、後十字靭帯などが挙げられる。

 

膝蓋靭帯は、大腿四頭筋の腱に連続し、

 

膝蓋骨から脛骨粗面に達し、

 

大腿四頭筋の収縮の際に脛骨を引き上げる力を伝えている。

 

また、その周辺にも支帯が存在し、

 

それぞれ膝関節の内反と外反を制御している。

 

屈曲位で弛緩し、伸展位で緊張するが、

 

膝関節の屈伸運動において、

 

指示靭帯として役立っている。

 

前十字靭帯や後十字靭帯は、

 

関節包の中に存在する関節内靭帯で、

 

脛骨の前方、後方への転位を防いでいる。

 

前十字靭帯は、伸展位で緊張し、

 

後十字靭帯は、屈曲位で緊張する。

 

臨床においては、これらの靭帯の損傷の有無を確認する必要があり、

 

その構造やテストを理解することが必須であある。

 

 


膝関節に作用する筋

膝関節の主な屈筋:大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋、腓腹筋

 

膝関節の主な伸筋:大腿四頭筋

 


変形性膝関節症の施術方針

【病態】

退行変性を基盤に、

 

関節軟骨の摩耗、

 

骨棘形成、

 

膝関節周囲の軟部組織の炎症、

 

大腿四頭筋の委縮などが起こることにより発症する。

 

中高年の女性に多い。

 

 

【症状・所見】

動作開始時痛、

 

歩行痛、

 

正座痛み、

 

階段昇降時痛、

 

 立ち上がり痛などがみられる。

 

進行すると、

 

内反変形、

 

膝関節の腫脹、

 

大腿四頭筋の委縮がみられる。

【理学検査】

靭帯や半月の損傷との鑑別のために、

 

理学検査を行う。

 

検査:前方引き出しテスト

 

後方引き出しテスト

 

ラックマンテスト

 

押しアプレイテスト

 

引きアプレイテスト

 

マックマレーテスト

 

アプリヘンションテスト

 

外反ストレステスト

 

内反ストレステスト

 

 

【施術方針】

背骨を整えていきます。

 

背骨がゆるゆるになれば 身体の痛みが根本から改善していきます。

 

ひびきのカイロプラクティックでは、安心・安全のもと、背骨全体のケアを行います。

 

神経、筋肉、骨格の3つの機能のバランスを整えていきます。

 

背骨ケアで大病を予防し、健康な身体を維持します。

 

身体全体を整え、脳と内臓までを健康にします。

 

膝関節の消炎、鎮痛を図り、血液循環を促進します。

 

また、関節変形の予防と進行の防止、関節可動域の拡大を目的としています。

 

 

【施術例 1 背骨調整】

①膝窩部の可動域テスト、各種テスト確認

 

②硬結、圧痛確認

 

③背骨可動域検査

 

④痛みのでない動作テストの確認

 

⑤痛みのでる動作テストの確認 

 

⑥伏臥位にて、背骨矯正を行う。

 

⑦伏臥位、側臥位にて、骨盤矯正を行う。

 

⑧仰臥位にて、下肢の矯正行う。

 

 

【施術例 2 筋・筋膜へのアプローチ】

①伏臥位にて、膝窩部の特徴的硬結へ施術する。

 

膝関節屈曲位で操作を行うと深部の硬結に施術することが可能となる。

 

②伏臥位にて、大腿後側部、下腿後側部の基本操作を行う。

 

③伏臥位にて、肩甲上部~臀部までの基本操作を行う。

 

④仰臥位にて、鼡径部~下肢外側部までの基本操作を行う。

 

特に大腿前側部は、内側広筋部、大腿直筋・中間広筋部、外側広筋部の3線の施術を入念に行う。

 

⑤仰臥位にて、腹部、上肢、頸部の操作を行う。



いつもありがとうございます。


感謝致します。


松本 健佑


安部 昭宏


参考文献

 

・指圧療法学 : 編者 日本指圧専門学校  校長 石塚 寛    徳島大学 名誉教授   医学博士

 ・解剖学:医歯薬出版   石塚寛他

・グレイ解剖学:Richard L. Drake エルビゼアジャパン

・シュロス法による側弯症治療:クリスタ・レーネルト・シュロス、ペートラ・グレブル、ガイアブックス  

・臨床家のための基礎からわかる病態生理学:監修 垣生 園子、 小川 卓良 、著者 北川 美千代、発行所 株式会社 医道の日本