北九州市若松区の下肢の静脈瘤でお悩みの30代男性

下肢静脈瘤

こんにちは、ひびきのカイロプラクティックの松本です。

少し、分かりずらいですが、写真は、下肢静脈瘤の予防改善のストレッチを

教えている様子です。

患者さまに、数名下肢静脈瘤でお悩みの方がいます。

手術をした方、男性ストッキングを毎日着用しているが、

どんどん悪くなる方ばかりです。

基本的に上記の方法は、対処療法となると考えます。

まず、簡単に下肢の静脈瘤について説明したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

下肢静脈瘤とは?

簡単に言えば、静脈に負荷がかかり続け、

静脈にある逆流防止の弁が壊れてしまい、

心臓に血液が戻りきれず、静脈内に血液が溜まり、

その部位の静脈が膨らんでくる病気です。

 

 

 

 

下肢静脈瘤の症状

血液が静脈内に溜まるため、

痛み・重い感じ・下肢や身体全体がだるい感じ・かみゆ・しびれ・

こむら返り・むくみなどの症状を呈します。

 

 

 

 

下肢静脈瘤の原因

代表的な原因を少しご紹介します。

 

①遺伝要因

下肢静脈瘤は遺伝します。血管の形や走行が似るからと言われます。

両親が下肢静脈瘤の場合、子供は90%以上、下肢静脈瘤になるというデータもあるそうです。

 

②立ち仕事

男性の下肢静脈瘤は、ほとんどこれが原因と思われます。

メンテナンスを行わず、長年、長時間立ち仕事を行う事でリスクが高まります。

当院にも、介護さん、美容師さん、警備関係、看護師さんなど沢山いらしています。

 

③出産や妊娠

女性の大きな要因が、「妊娠」です。

これは女性に下肢静脈瘤が多い大きな要因のひとつになります。

妊娠出産回数が多ければ多いほど、危険は高まります。

通常は、産後3か月に大半は改善すると言われますが、

改善できず、残ってしまい重症化するケースも多々あります。

 

④その他

年齢や肥満、動脈硬化、便秘などです。

血管に負荷がかかるため、静脈の弁が壊れやすくなるためです。

などが、一般的に言われています。

 

 

 

一般的な治療

妊娠時の静脈瘤は、一時的に血管が広がり症状が出現しているため、

基本には、弁が壊れていないため、妊娠後改善してきます。

もちろん、体重が大幅に増えすぎ、弁が壊れてしまえば、

元に戻りません。

 

一般的な治療には、

 

①保存療法

弾性ストッキングや生活習慣の見直し、運動、マッサージなど

 

②注射・硬化療法

 

③手術

 

④血管内治療

レザーなど

 

以上のような内容があります。

細かく知りたい方は、病院やインターネットなどで調べて見て下さいね。

 

 

 

 

当院での治療

静脈瘤は、弁が壊れた状態です。

残念ながら、壊れた箇所は治りません。

 

しかし、先ほど述べた治療を行っても、再発してしまう方の予防は行えます。

下肢静脈瘤の方は、遺伝的な要素の方は除き、

ほとんどが簡単に言えば、膝・股関節が捻じれている状態にあります。

 

そのため、血管も捻じれやすく、

血液の流れが悪くなるため、静脈に余分な圧力がかかり、

弁が傷ついていきます。

 

当院でも、手術をしてもすぐに再発してしまう方を治療していましたが、

治療を進めていくと、再発しなくなりました。

また、だるさや痛み、むくみが軽減していきました。

 

また、膝や股関節のねじれから来ている方は、全体のバランスも悪いため、

腰痛や肩こり、頭痛などの症状を併発している方が多い印象です。

 

当院での施術内容は、簡単です。

まず、身体の基盤となる、背骨や神経の流れを調整します。

背骨を調整することで、骨格が整ってきます。

また、神経の流れを調整する事で、

本来持っている、自然治癒力が高まります。

これが、基本です。

基本をしっかり行っていきます。

 

もちろん、慢性化しているほど、背骨を固めているため時間・回数がかかります。

 

そして、整ってきた段階で、悪い筋や関節に対して、

ストレッチや筋トレや徒手療法を用いて調整していきます。

また、最初の写真のように、自宅でご自分でメンテナンスが出来るように、

自主訓練を教えていきます。

自分の身体は、自分で責任を持って治す必要があるからです。

 

人任せでは、治るものも治りません。

また、生活指導などを行っていきます。

 

特に、軽度から中等度の方は、これで軽快する方が多いです。

重度の方は、もちろん医療機関での治療は必要と考えています。

 

もし、お悩みの方がいましたら、

お役に立てると思いますので、来院してみて下さい。