心臓リハビリ 勉強会

北九州心臓リハビリ研究会

こんにちは、

ひびきのカイロプラクティックの松本です。

 

今日は、久しぶりに北九州心臓リハビリ研究会に参加させて頂きました。

 

勉強会に行くと、友人や先輩、後輩に多く会います。

 

みんな、会うたびに成長しているので、会うのがとても楽しみです。

 

今日は、CPXについて

 

大阪産業大学の佐藤医師が講義をしていました。

 

僕は、2008年に心臓リハビリテーション指導士のテストに合格して

 

もう10年近くになりました。

 

病院勤務の頃は、医師や看護師、薬剤師、栄養士さん達と

 

協業して治療にあたっていました。

 

その頃は、CPXも医師に習いながら使っていたのですが、

 

久々に聞くと忘れていることが多いですね(笑)

 

講義を聞きながら、少しずつ思い出していました。

 

使わない知識は、やっぱり忘れますね。

 

今日は、多くの症例も提示していただけたので、

 

とても楽しく、有意義な時間を過ごせました。

 

 

 

CPXとは(Cardiopulmonary Exercise Training,心肺運動負荷試験)

 

 

簡単にCPXについてご説明します。

 

CPX(Cardiopulmonary Exercise Training,心肺運動負荷試験)は、

 

呼気ガス分析を併用して行う運動負荷試験です。

 

運動強度別の 生体応答を知ることができます。

 

心臓・肺・血管のみを評価しているのではなく

 

全身の総合的な機能を評価するので、

 

ひとつの臓器の不具合がどの程度全身の機能に影響を及ぼしているのかを

 

知ることができるとともに、

 

全身の健康度、すなわち運動耐容能から患者の予後を評価することができる検査です。

 

 

嫌気性代謝閾値(Anaerobic threshold : AT)とは

 

 

また、この検査でAT値というのが、分かります。

 

嫌気性代謝閾値(Anaerobic threshold : AT)といい、

 

患者の乳酸が産生される運動閾値のことです。

 

ATレベルを少し下回る強度で

心臓リハビリを行うと安全かつ効果が高く、

患者の状態に合わせてリハビリが行なえる運動強度として

ガイドラインでも推奨されています。

 

 このAT値の利点として、

 

血栓や、交感神経の亢進しにくいため、安全に運動が行える事。

 

乳酸の産生が発生しにくいので、疲れにくい事。

 

そして、もっとも脂肪が燃焼しやすい強度。などがあります。

 

ダイエットしている人は、最後が気になりますね。

 

頑張って痩せようと、思いっきり走ったり、

 

自転車を限界までこいだり・・・

 

頑張っているけど、なかなか痩せませんね。

 

先ほどのAT値を越えた運動では、主に解糖系をエネルギーに使うので、

 

糖質は使っても、効率よく脂肪は使いません。

 

脂肪は分解が遅いので、息切れするほどきつい運動には、

 

エネルギー供給が間に合わないからです。

 

なので、AT値付近での運動が、脂肪燃焼には効率が良いのです。

 

AT値は、正式には先ほどのCPX測定をしないと精密には分かりません。

 

 

AT値をダイエットなどの運動に利用

 

なので、普段では脈も人によって差がありますので、

簡単に言えば、

 

例えば、自転車をこいでいる時。

 

AT値での運動は、基本的に長くずっと行える強度ですので、

 

息切れがあれば、確実にAT値を越えています。

 

この状態が、「きつい」とすれば、

 

「ややきつい」程度です。

 

ちょっと、きついけど息切れもなく、ずっとこいでいられる強度。

 

この強度が、脂肪燃焼には最適です。

 

逆に、「楽」過ぎても効率が悪いので注意です。

 

最初にする時は、徐々に負荷を上げてみて下さい。

 

何度もやっていると、この強度の感覚が分かると思います。

 

そして、その強度が分かれば、その時の脈拍を覚えておいて下さい。

 

それが、今のAT値です。

 

体力がつけば、AT時の脈も上がりますし、

 

体力が下がれば、AT時の脈も下がってきます。

 

ぜひ、日々の運動の参考にして下さい。