北九州市若松区の腰痛、急性筋痛でお悩みの50代女性

ブログをご覧のみなさま、こんにちは、

 

ひびきのカイロプラクティックの松本です。

 

急性の痛みって痛いですね。

 

強い炎症が行っている状態です。

 

なんとなくイメージできると思います。

 

転んで膝を強く擦りむいた時、

針が指に刺さってしまった時、

強く打撲した時、

ギックリ腰になった時、

殴られた時、

関節や靭帯に強い負荷がかかった時、あるいは断裂した時、

急性胃腸炎などが起こった時などなど、

 

色々思いつくと思います。

 

ケガをすると、その部分は充血して赤くなり、

熱感を持ち、腫れて痛みを感じるようになります。

 

このような症状は、体の傷ついた部分の組織がケガに反応したために起こるもので、

これが炎症とよばれる状態です。

 

炎症を起こしている部分では、

 

血管の拡張や血流の増加、

血管からの血液成分の組織への漏出、

白血球の炎症組織への侵入、

局所的に作られた物質による神経への刺激などが見られるようになり、

次第に炎症症状が進んでいきます。

 

しかし、通常の場合、これらの症状はしばらくして治まります。

 

このような炎症反応が進行する過程において、

死んだ細胞や細菌は除去され、

ケガをした皮膚の上皮組織は再生し、

失われた組織があれば線維性の組織によって置き換わり、

ケガは修復されて治癒します。

 

 

 つまり炎症は、身体を治そうとする自覚できるサインです。

 

そして、この修復はそれぞれ個々人が持つ、

 

自然治癒力、回復力によって行われます。

 

当然、炎症しているのに回復力が弱ければ治りは遅いし、

 

回復力を越えて、無理をすれば治りません。

 

 

先日、来院した患者様です。

 

特に、なにも受傷機転は思いつかないようでしたが、

 

明らかに筋に強い炎症が起きていました。

 

腫れもみられていました。

 

普段は何も問題なく歩ける方で仕事もされていますが、

 

大腿部の筋であったため、歩くのもやっとで、

階段も手すりを使って、ゆっくりいい方の脚だけ使って、ギリギリ上れるレベル。

 

病院に行っても、湿布しかもらえないから、

仕事もあるから、何とかして欲しいと来院されました。

 

痛みのある部分を治療して欲しい様子でしたが、

その場所の確認は行いましたが、施術は行いませんでした。

 

というか・・・急性の炎症部分は、触ると余計に傷口を広げます。

 

逆効果になります。

 

先ほど述べたように、傷口を修復するのは、

ご本人の自然治癒力、回復力の他にありません。

 

いつものように、背骨を評価し、

 

神経の流れを良くし、

 

神経のバランスを整えます。

 

そして、自然治癒力を高めて上げます。

 

下肢への神経の流れも悪く、疲労も多く溜まっていました。

 

簡単に言えば、回復力も弱っている状態です。

 

受傷機転も明らかにないため、

おそらく、日頃からの負担や疲労の蓄積で、

耐えきれなくなった個所に強い炎症が起きたのでしょう。

 

施術後、痛みは気持ち良くなった程度。

 

痛みはしっかり残っています。

 

当たり前です。急性の炎症ですから(笑)

 

しっかり説明を行い、

あとは、ご自身の回復力と伝えました。

 

今日は、お水を飲んでゆっくり寝て、身体を休めて下さいね。

 

早く良くなりたい希望があったため、次の日も来院されました。

 

次の日来た時は、階段を問題なく上り、

 

笑顔で、、痛みがほとんどなくなりましたよ と、

 

勢いよく話されていました。

 

良かったです。

 

僕はお手伝いをしただけで、治したの本人です。

 

話を聞くと、前日 家に帰った後、

 

痛みは変わらないから、全く効果がないと半信半疑だったようで(笑)

 

しかし、言われた通りにして、朝起きたら・・・

 

あら??動いても痛くない・・・

 

あら・・・本当に効果があったんだ

 

と思ったそうです。

 

2回目の時は、痛みは残り1割程度で、

 

その次の日には、完全になくなっていたそうです。

 

よかったです。

 

弱っている、自然回復力を上げると

 

やっぱり修復力も格段に上がると再度勉強になりました。

 

痛みが取れた後は、その原因の除去です。

 

他にも気になる個所は多くあったので、

 

再発、あるいは違う個所に起こらないようにしないといけません。

 

本当は、痛みが取れてからが本当の勝負です。

 

これは、患者さんに決めて頂きます。

 

 

今ある痛みだけをなくす、あるいは軽くするのか?

 

痛みが消え、その原因まで治していくのか?

 

 

もちろん、当院がお薦めするのは後者です。

 

辛い思いは、なるべくして欲しくないからです。

 

聞くだけで辛くなりますしね。

 

どちらを選ぶかによって、来院数も大幅に変わりますし、

 

当然、時間やお金も変わります。

 

みなさんは、どちらを選びますか?

 

人それぞれの価値観が人生観がありますので、

 

どちらも正解です。

 

 

ではまた。