下肢静脈瘤とは、
正常な脚の静脈では、
血液が重力に逆らい、
心臓に戻ってくるのですが、
静脈の中にある逆流防止をする、
弁の機能が障害されたり、
筋肉のポンプ作用が落ちたりして、
立っている状態では、
血液が逆流して下の方に戻ってしまい、
必要以上に血液が溜まり、
静脈にかかる圧力が高くなり、
瘤(こぶ)状に浮き出た状態を言います。
心臓から遠い位置にあるため、
下肢に静脈瘤が起こりやすいです。
身近な血管の疾患ですが、
通常は生命を脅かす危険はありません。
ですが、
見た目的に女性は悩むケースも多くあります。
下肢静脈瘤になりやすい方と言えば、
中高年の方、
立ち仕事の方、
妊娠、出産を経験された方、
肥満や運動不足の方など。
筋肉をあまり使わない、
立ちっぱなしの職業の方や、
高齢者で筋力が落ちたり、
妊娠して腹圧が上がると、
静脈の圧が高くなることで
女性の発生率も高くなっています。